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結婚祝金

 本来は披露宴の一週間前までに直接相手へ手渡すものなのですが、最近では披露宴当日に、ご祝儀袋に入れたものを受付へ預けるのが一般的となっています。
 また、遠方などの理由で郵送する場合、
現金書留封筒に御祝儀袋ごと入れ披露宴一週間前までに届くように郵送します。


結婚祝金相場

 基本的に自分の祝う気持ちを表せばよいので難しく考える必要はありません。
 ただ、金額設定の際には偶数と「4」「9」は別れや死、苦を連想させるので避けましょう。
 最近では偶数でも、「2」はペア、カップルを表わし、「8」は末広がりに通ずると用いられることが増えてきているので偶数と言っても「2」「8」は問題ないようです。

 平均と言っても、付き合いの程度や地域差があるので一概にはいえませんが、送る側の年代と贈り先による相場は大方下表のようになります。
 また、連名で包むのも構いません。

(単位円・※はデータ無し)
送り先/あなたの年代 20代 30代 40代 50代以上
勤務先同僚 2万〜3万 3万
勤務先部下 3万 3万 3万 3万
友人・知人 2万〜3万 3万 3万 3万
兄弟・姉妹 5万〜10万
甥・姪 5万 10万 10万
いとこ 3万 3万 3万


のし袋(水引・表書)

 表書きは、毛筆(筆ペン)を用い丁寧に書きます。
 市販されている祝儀・不祝儀袋を使うときは、まれに間違った形式のものもあるので、特に注意が必要です。
 水引の結びには一度結んだらほどけない「結びきり」と、何度も結ぶことのできる「蝶結び」とがあります。「結びきり」は結婚、お悔やみごとなどのように何度も繰り返してはいけないことに使い、[蝶結び]は何度もくり返してよい一般的な祝い事に用いられます。
 また、色は紅白や金銀が使われますが、包む中身とのバランスも考えて選ぶとよいでしょう。

表書き 水引
寿・御慶・御結婚祝 紅白または金銀の結び切り又は、あわび結び


会費制披露宴のとき

 会費の場合は、当日に受付に出します。御祝儀袋に入れる必要はありません。


御祝い品

 御祝を現金ではなく、品物で贈るといった場合、「切れる」「割れる」といったものは避けます。
 「切れる」「割れる」とは、包丁やはさみ、グラスなどの壊れ物がこれにあたります。
 ただ、グラスなどは人気も高く希望されることもありますが、親しい間柄でどうしてもと希望が無い限り避けた方が無難でしょう。
 また、送る品物は「4」個「9」個は避けるということも注意する必要があります。