取引先の冠婚葬祭には常に気配りを 冠婚葬祭を重視する会社の総務部あるいは営業部にとって、取引先の慶弔や弔辞の情報は重要な役割を果たします。毎日、新聞の死亡広告欄に目を通すことから始まるという会社もあるほどです。ビジネスをスムーズに進めるうえで何よりも重要となり、その積み重ねが取引先との人間的なつながりを生み出し、将来の取引に結びつくことも考えられるからでしょう。 ここでは冠婚葬祭に関する情報をご覧になれます。中でもいろいろな手続きを必要とする「葬」は(株)大成祭典提供の情報が満載です。
情報は正しくいち早く 新聞の死亡広告は会社の役員クラスが掲載されますから、この情報をいち早くキャッチし迅速に対処していきたいものです。また、各企業の人事異動もその時期になれば新聞で報道されます。昇進、栄転いずれの場合でもビジネスチャンスに結びつきます。 ただ、注意したいのは人事異動の場合、表向きには栄転といっても実質的には左遷というケースもありますので、お祝いを述べる前に調査をしたいものです。 いずれにしろ会社として何らかのアクションを起こす必要があります。会社として取引先に対する冠婚葬祭の規定があれば、それと照らし合わせて行動します。慣習に合わせるなら上司とよく相談すべきでしょう。 取引先が受賞したらすぐ祝電を 昇進、栄転や取引先の開店・開業、新築落成、叙勲・受賞、周年記念等、いろいろな情報を入手できたら、すぐに祝電を打つ等、常に心配りをすることが大切です。そのうえで、記念パーティー等の招待状が届いたら、出欠、出席者、お祝い金等を検討したいものです。 品物で送りたい場合は、地位も名誉もある相手だけに知的、文化的水準を考慮して、より質の高い品を選ぶことが大切です。尚、招待された場合は別にして、贈り主は個人ではなく関係の部や課とします。 取引先の事故・災害に遭ったら 取引先の慶弔には他にも、関係者の結婚や出産、あるいは病気見舞いや事故・災害などにも気配りしておきたいものです。特に病気や事故・災害等では情報が複雑に行き交うことがあります。正しい情報を入手し迅速に対処しましょう。 交通事故の場合は、ケガの状況によって見舞いや見舞品を決めます。重傷のときは、しばらく見舞いは見合わせ、後日見舞った際にも本人はショックが大きいものと思われますので、精神負担を和らげる話をしたいものです。 火事や地震、台風等の災害の場合、電気、水道、ガスが止まることもあります。電話が通じないこともあります。その被害状況に応じて不足する食料品や寝具、衣類、飲料水等の生活必需品を見舞品としてタイミングよく届けると喜ばれるでしょう。但し、食料品は貯蔵できて調理しなくてもすぐ食べられるインスタント類や缶詰が便利です。 |