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 祝辞の心得
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祝辞の心得

 祝辞を述べる場合、要領よくテンポよくを心がけます。
 具体的なエピソードは構いませんが、どんな美談であっても、暴露話や暗い話はタブーになるので慎みます。苦労話・不幸な過去などを持ち出すのも避けましょう。

 また、言葉づかいにも注意が必要で、重ね言葉・忌み言葉に注意を払ってください。品位を落とすような発言も避けるべきでしょう。
 もし、うっかり口にしてしまった場合でも、あわてて訂正したりするとかえって目立ってしまいます。そのまま気づかないふりをして会話を続ける方が無難かもしれません。

忌み言葉 切る・終わる・壊れる・破る・別れる・離れる・枯れる・衰える・飽きる・薄い・返す・涙・死ぬ・失う・苦しい・再び・去る・出る・帰る等。
重ね言葉 重ね重ね・返す返すも・度々等。


 そして、祝辞のポイントは
 立場が新郎新婦より上の場合、人生の先輩としてアドバイスを。
 同僚や友人などの場合、新郎新婦の良い面を披露宴出席者に伝えられるような話を盛り込む。
 内輪受けになり過ぎない。新郎新婦だけでなく、ご両親や親族が聞いて不快にならないように。

 大体一人4分以内で、主賓でも5分以内で簡潔に。原稿用紙3〜4枚が目安です。
 明るく、聞こえやすい様に話すことが重要です。もし自信がないのであれば、ちょっとしたカンペやメモを用意しておくと安心です。

 突然スピーチを頼まれた場合でも

 披露宴での祝辞は事前に頼まれているものではありませが、披露宴の流れ次第で突然祝辞を指名されることがあります。そんなとき、うろたえたりするのは、座を白けさせます。
 もしもの場合に備えておくくらいの余裕があるといいかもしれません。
 本当に突然の場合でも、まず第一声は、お祝いの言葉から始めて、あとは自然に思うままに話せば問題はありません。忌み言葉や重ね言葉など気にし過ぎても、話がギクシャクとするだけです。とにかく2人の結婚を「心から祝う」ということをそのまま素直に表現すれば、十分祝意は伝わり、祝辞として申し分ありません。