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 5.来客応対
1.身だしなみ  2.言葉づかい  3.挨拶  4.電話応対  5.来客応対  6.ビジネス文書作成

 会社には様々なお客様がみえます。応対の仕方が直接あなたの信用にも、会社の信用にもつながります。常に丁寧に接する事を心がけ、気持ちよく話ができるよう気配りしましょう。難しく考える必要はありません。
 もし、あなたが他の会社に訪問した際に『気持ちの良い応対の仕方だな』と感じる接し方で来社されたお客様に接すれば良いのです。


●お客様がみえたら

(1) 笑顔で『いらっしゃいませ』と挨拶する

(2) 相手が名のったら『○○会社の△△様でいらっしゃいますね』と復唱する
名のらない場合は『恐れ入りますが、お名刺頂戴できますでしょうか』と尋ねる

(3) 約束の有無を確認する

 ●約束あり●
   『お待ちしておりました。』と予約してある部屋へ案内する
 ●約束なし●
   『かしこまりました。少々お待ちくださいませ』と取次ぐ相手に確認する


●ご案内

(1) どの部屋が空室か(予約がはいっている場合は該当する部屋)を確認してご案内する。

(2) 大変お待たせいたしました。ご案内いたします。どうぞ』と言ってお客様の少し前を歩いて案内する。

(3) 部屋の前まで来たら、『どうぞ』と扉を開けて中に案内する。

 ●扉が押し開き●
   お客様より先に部屋の中に入り、扉を押さえて案内する。
 ●扉が手前開き●
   片手で扉を押さえ、もう一方の手で部屋の中を指し示し案内する。

(4) 部屋に入ったら、『こちらにお掛けになってお待ちください』と言って上座を勧める。

(5) お客様がお掛けになったら『まもなく○○が参ります。もう少々お待ちください。失礼いたします』と言って退室し、担当者に部屋に通していることを伝える。


●お茶の準備

(1) 適温(緑茶の場合80度)でだしたお茶を湯飲みの7〜8分目くらいまで入れます。
複数入れるときは濃さが均等になるようにそれぞれの湯のみに少しずつ注ぎます。夏なら、麦茶などの冷たいものも喜ばれるでしょう。

(2) 入室の際にはノックをして『失礼致します』と言って入ります。

(3) お盆はサイドテーブルに置いて両手で出します。お客様には『失礼します。どうぞ』と言って出すのが基本ですが、すでに商談が始まっている場合は会釈だけして出し、くれぐれも商談のじゃまにならないようにしましょう。
*お茶を配る順番は、上座からとなります*

(4) 退室時は目礼のみにします。

■お客様との名刺交換等のあいさつが終わったころにお茶を出すのがベストタイミングです■


●リンク

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