国税専門官採用試験の女性申込者割合が3年連続過去最高
人事院がこのほど公表した平成30年度国税専門官採用試験の申込状況によると、女性申込者割合は36.2%で、28年度の34.7%、29年度の35.4%に続き3年連続で過去最高を更新した。30%超えは5年連続。
男女を含めた全体の申込者数は前年度に比べ284人減の1万5884人。そのうち、女性は18人増の5745人だった。
採用試験は、第1次試験が6月10日に行われ7月3日に合格者発表、第2次試験が7月11日から19日のうち指定する日に行われ8月21日に最終合格者が発表される。採用内定は10月以降で来年4月の採用となる。27年度以降、全体の合格者数は3千人を超え、採用者数は1千人程度となっている。
国税庁資料によると、最近の採用者のうち女性の割合は、25年度23.2%(248人)、26年度28.7%(295人)、27年度36%(416人)、28年度25.1%(262人)と推移しており、27年度(女性申込者割割合は32.6%)を除くと申込者割合に比べ高くない。
提供元:21C・TFフォーラム(株式会社タックス・コム)