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全研本社、「就業体験付き」の海外人材紹介サービス~インドなどのIT人材を料金固定で採用可能に

全研本社は9月末から、インドを中心とした外国人のIT人材を採用できる新サービスを始める。外国人材に就業体験(トライアルワーク)をしてもらい、企業との相性を確認したうえで採用できるのが特徴で、外国人材と日本企業のミスマッチ防止を狙う。日本のIT人材は2030年に最大76万人不足するともいわれる。全研本社は優秀なインド人らを紹介することを通じて、日本企業の人手不足の抑制と生産性向上に貢献する考えだ。

新サービスの名称は「Yaaay(イェーーイ)」。採用を希望する日本企業は、全研本社が新設するマッチングサイトから、全研本社が提携しているインドの工科系の有名大学で高度なIT教育を受けた卒業生1万人超の中途エンジニアなどにアクセスすることができる。企業の英語版の求人情報の作成も全研本社がサポートする。企業の初期費用は40万円で、月額の利用料が5万円。5年後には10億円の売上高を目指す。

外国人エンジニアは能力が高くても、採用後に文化や職業観などの違いから、日本の職場でうまくいかない場合もある。このため、就職希望者に採用前にリモートワークなどの形で就業体験をしてもらう。

就業体験では、外国人材にアプリ作成やシステム構築などの課題を与えたり社内のプロジェクトに参加してもったりして、仕事ぶりを観察する。IT関連の能力だけでなく、チームで働くための協調性があるかなどについて、全研本社が作成したチェックシートにもとづき、企業が確認した上で採用することができる。同社は「トライアルワークを通じてテストやレジュメではわからないスキルや適性を見極めることができ、早期離職のリスクを最小限に抑えられる」(木村裕一・ダイバーシティ事業部長)としている。

全研本社は今後5年以内で1,000社以上にエンジニアを紹介し、採用に成功してもらうことを目指す。採用後も、日本語教育や日本で生活する上での慣習やビジネスマナーなどをeラーニングで教えるサービスなどをオプションで提供し、外国人人材がより日本の生活や仕事に馴染めるようにする。

提供元:全研本社株式会社

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全研本社は9月末から、インドを中心とした外国人のIT人材を採用できる新サービスを始める。外国人材に就業体験(トライアルワーク)をしてもらい、企業との相性を確認したうえで採用できるのが特徴で、外国人材と日本企業のミスマッチ防止を狙う。日本のIT人材は2030年に最大76万人不足するともいわれる。全研本社は優秀なインド人らを紹介することを通じて、日本企業の人手不足の抑制と生産性向上に貢献する考えだ。 新サービスの名称は「Yaaay(イェーーイ)」。採用を希望する日本企業は、全研本社が新設するマッチングサイトから、全研本社が提携しているインドの工科系の有名大学で高度なIT教育を受けた卒業生1万人超の中途エンジニアなどにアクセスすることができる。企業の英語版の求人情報の作成も全研本社がサポートする。企業の初期費用は40万円で、月額の利用料が5万円。5年後には10億円の売上高を目指す。 外国人エンジニアは能力が高くても、採用後に文化や職業観などの違いから、日本の職場でうまくいかない場合もある。このため、就職希望者に採用前にリモートワークなどの形で就業体験をしてもらう。 就業体験では、外国人材にアプリ作成やシステム構築などの課題を与えたり社内のプロジェクトに参加してもったりして、仕事ぶりを観察する。IT関連の能力だけでなく、チームで働くための協調性があるかなどについて、全研本社が作成したチェックシートにもとづき、企業が確認した上で採用することができる。同社は「トライアルワークを通じてテストやレジュメではわからないスキルや適性を見極めることができ、早期離職のリスクを最小限に抑えられる」(木村裕一・ダイバーシティ事業部長)としている。 全研本社は今後5年以内で1,000社以上にエンジニアを紹介し、採用に成功してもらうことを目指す。採用後も、日本語教育や日本で生活する上での慣習やビジネスマナーなどをeラーニングで教えるサービスなどをオプションで提供し、外国人人材がより日本の生活や仕事に馴染めるようにする。
2022.09.12 08:26:06