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暗黙知を形式知に変える

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失敗しない第三者への事業引継ぎ「事前準備5ポイント」
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承継後に社長は退社

小さな会社の場合、社長が営業を行い、入金や請求書発行など経理の一部も行い、更に商品開発まで行っているケースはよくあります。

承継後は、従業員はそのまま継続となることが多いですが、社長は1ヶ月から1年以内には実質的な退職となることが多いです。

つまり、社長は、承継後は最終的にはいなくなります。

「暗黙知」を「形式知」へ

よく譲り受け側の方とお話ししていると、「社長がいなくても回る会社ですか」と聞かれます。

小さな会社でそういう会社は少ないですが、近づけることは出来ます。要は、譲り受け側の要望は、社長がもっている「暗黙知」をきちんと譲り受け後に承継出来るのかということが心配なのです。

メモ書きのススメ

であれば、社長の「暗黙知」を「形式知」に置き換える作業として、「メモ書き(マニュアル)」を作成していくことをお勧めします。 

小さな会社でここまで出来ている会社は、現在非常に少ないので、譲り受け側に好印象となり、結果的に良い条件で引き継いでもらえる可能性が高まるでしょう。

※暗黙知とは、個人の過去の経験から成り立つ主観的な知識、又は言語化されていない知識のことです。

※形式知とは、主観的な知識を文章や図を活用して言語化したもので、客観的なものです。

こういった内容にご興味ある方は下記セミナーもご参加くださいませ。

===【ズーム・大阪会場・録画配信】MCセミナー11/12(金)13:30~==

失敗しない第三者への事業引継ぎ「事前準備5ポイント」

※セミナー会場では、座席の間隔をあけるなど、感染症対策を実施致して
おります。マスク持参でお願いします。

1.廃業ではなく承継を決断した社長が最初にやるべき事
2.「暗黙知」を「形式知」に~後継者の立場に立って書類整理
3.資産や負債の整理~実在性や時価評価、簿外負債の事前開示
4.私的経費の整理~削減可能利益の把握は売り手社長も得する話
5.出来るだけ高く売るためのコツとツボ

日   時:2021年11月12日(金)13:30~15:30、15:30~ 個別相談
場   所:大阪府大阪市北区南森町2-1-29三井住友銀行南森町ビル3F
      弊社セミナールーム
最 寄 駅:地下鉄谷町線・堺筋線南森町駅 1番出口すぐ
      JR東西線大阪天満宮駅 1番出口すぐ 
      阪神高速・南森町 下車すぐ
対 象 者:経営者、役員、総務経理担当者
定   員:会場参加10名限定、ズームオンライン
費   用:5,000円(顧問先様は無料)
申 込 方 法:登録フォームよりお申し込みください
https://forms.gle/QECYeztPGPTt3Uor6

詳細はこちら
https://www.money-c.com/mcs/mcs59/mcs59.html

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執筆者情報

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マネーコンシェルジュ税理士法人/ビジネスサクセション株式会社 代表

会計事務所を経験後ソニー株式会社に勤務。その後2003年今村仁税理士事務所を開業、2007年マネーコンシェルジュ税理士法人に改組、代表社員に就任。ビジネスサクセション株式会社、代表取締役社長。税理士・宅地建物取引主任者・CFP等

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2021.10.29 16:33:06