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M&A顧問のススメ

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コロナ禍で中小企業が学ぶべき事

このコロナ禍で、中小企業が学ぶべき事として、「1つの事業」や「1社の取引先」に偏った経営はリスクとなり得るということではないでしょうか。

「事業の多角化や多様化」は、今回のコロナ禍や、過去のリーマンショック・震災等のブラックスワンと言われるような事象が起こった時に、会社全体の沈没を防ぐべく助けてくれます。

また、得意先や仕入先、外注先などの取引先も、ある特定の会社の割合が高過ぎると、上手くいっているときは効率的で良いと思うかもしれませんが、その特定の会社からの取引が縮小等する時には、大きな脅威となります。

このコロナ禍で今大変な会社はなかなか手がつけられないかもしれませんが、余裕がある会社はすぐにでも、そうでない会社も出来るだけ早い内に、「事業の多角化や多様化」、「取引先の複数化」を実行されることをお願いします。

「事業の多角化や多様化」「取引先の複数化」には、スモールM&Aが最適

では、どうやって「事業の多角化や多様化」及び「取引先の複数化」を実行すればいいのでしょうか。

自社で一から新規事業を始める、又は、得意先を1社ずつ開拓していくということもいいのですが、「異業種の会社を承継する」ということでも、解決策となります。

例えば、「金属系の産廃業の会社が紙系の産廃業を買収する」とか、「交通業界向けの広告業の会社が流通業界向けの広告業を買収する」等です。

特に異業種となると、小さく始めるのが基本ですから、通常のM&Aではなく、「スモールM&A」が有効となります。

M&A顧問のススメ

そこで、中小企業の方々にお勧めなのが、「スモールM&A」に精通した税理士さんや会計士さん等に、毎月経営戦略会議を開いてもらうイメージで、「M&A顧問」を契約されるといいのではないでしょうか。

スモールM&Aに精通したとは、ずばり、「ネットのマッチングサイト」を使ったM&Aが得意な税理士さんや会計士さんとなります。

理由は、単純に費用が安いからです。

(M&A顧問の内容例示)
1.マッチングサイトを使って毎月1回、ズーム又は面談にて戦略的M&Aマッチング会議を開催し、具体的に案件をご検討

2.他社紹介案件についてのご相談

3.M&Aや事業承継等についての最新情報のご提供

上記は弊社のサービスでもあるのですが、先着10社までとなりますが、ご興味ある方はお申込み下さい。
https://www.business-s.jp/main_contents/menu_00/komon/komon.html

執筆者情報

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マネーコンシェルジュ税理士法人/ビジネスサクセション株式会社 代表

会計事務所を経験後ソニー株式会社に勤務。その後2003年今村仁税理士事務所を開業、2007年マネーコンシェルジュ税理士法人に改組、代表社員に就任。ビジネスサクセション株式会社、代表取締役社長。税理士・宅地建物取引主任者・CFP等

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このコロナ禍で、中小企業が学ぶべき事として、「1つの事業」や「1社の取引先」に偏った経営はリスクとなり得るということではないでしょうか。「事業の多角化や多様化」は、今回のコロナ禍や、過去のリーマンショック・震災等のブラックスワンと言われるような事象が起こった時に、会社全体の沈没を防ぐべく助けてくれます。また、得意先や仕入先、外注先などの取引先も、ある特定の会社の割合が高過ぎると、上手くいっているときは効率的で良いと思うかもしれませんが、その特定の会社からの取引が縮小等する時には、大きな脅威となります。このコロナ禍で今大変な会社はなかなか手がつけられないかもしれませんが、余裕がある会社はすぐにでも、そうでない会社も出来るだけ早い内に、「事業の多角化や多様化」、「取引先の複数化」を実行されることをお願いします。
2021.01.28 16:25:10