バーチャルYouTuberが指南 税理士試験6科目目?「融資」を勉強しよう!中小企業税務経営研究協会が展開する 日本政策金融公庫の創業融資・中途融資を活用した資
会計人にできること!! 経営者に寄り添い、パートナーとして理想の姿の実現をサポートする
佐野伸太郎税理士事務所の佐野伸太郎先生(写真)のモットーは「Live, Love, Laugh and be Happy」。皆で夢を語り合い、全てのステークホルダーを幸せにする会社をつくるため、コンサルティングやコーチングにも取り組んでいます。
佐野伸太郎税理士事務所 東京都杉並区阿佐谷南3-1-19 横川ビル2階 電話:03-3393-3301
―― 佐野先生のご経歴を伺います。
佐野 私は大学を卒業後、人材派遣会社のスタッフサービスグループに入社して法人営業に携わりました。その後、リクルート関連の営業代行会社出向を経て脱サラし、税理士を目指して勉強を始めると同時に、個人事務所や税理士法人で実務経験を積み、平成28年4月に独立開業しました。
―― なぜ、税理士業界へ転向しようと思われたのですか。
佐野 出向してから経営サイドの方々と仕事をするようになったことがきっかけです。営業代行の業務で、会社の経営判断に直接関わることができる仕事に面白みを感じ、経営者と仕事がしたいという思いが強くなったのです。そして、社長の片腕になれるような仕事と考え、税理士という職業を選びました。
―― 佐野先生は、税理士という職業をどのように捉えていますか。
佐野 お客様の会社にいかに貢献するかが重要であって、税理士の資格も業務も、そのための手段にすぎないと思っています。社長が本業に専念できるよう、税務会計など、本業以外の煩わしい作業をお引き受けする。そういった形の経営サポートを目指しています。
―― 事務所の強み・特徴についてお聞かせください。
佐野 創業支援を軸にサービスを展開しています。これまで年間数十件の案件をこなしてきました。ノウハウもかなり蓄積されていますし、提携している専門機関とネットワークを組みながらワンストップサービスを提供しています。
また、お客様のご要望に応じてコンサルティングやコーチングのサービスも提供しています。過去の数字を扱う税理士業務に対し、こちらは未来を見ていただく業務になります。
特に、経営者向けのコーチングは、エグゼクティブコーチングと名付けて通常のコーチングと分けています。「重要だけれど緊急性のないこと」に焦点を当て、経営者にヒアリングをしながら会社の未来を描くお手伝いをしています。
―― 事務所のマーケティング戦略について教えてください。
佐野 基本的にウェブ広告です。さらに、書籍の出版も行い、自分自身のパーソナリティーを伝え、信用を得るための営業ツールとして活用しています。ウェブ広告はこの3年超で200件以上のお問い合わせを頂いており、直接お会いして相性や意見の相違などを確認のうえ、ご契約させていただいています。
―― 事務所経営者として心がけていることは何でしょうか。
佐野 私はお客様に対し、「社長と従業員の方が共に夢を語り合え、かつ、ステークホルダーに幸せを提供できる会社を増やしたい」と話しています。これが当事務所の経営理念でもあります。事務所は箱にすぎません。従業員が周りに影響力を発揮し、気持ちよく仕事をしてもらうための箱をつくる。それが経営者としての私の役目だと思っています。
―― 具体的にはどのような箱づくりをされているのでしょうか。
佐野 私のモットーは「Live, Love, Laugh and be Happy」です。周りに愛情を持って接し、笑顔で仕事をして皆で幸せになろうという意味です。ですから、当事務所は残業ゼロ。有給休暇100%消化。毎日事務所に出勤するという規則も設けていません。責任は代表の私が取ると宣言し、従業員には主体的に動いてもらっています。
―― 事務所の展望、ビジョンについてお聞かせください。
佐野 私は、できるだけ多くのステークホルダーに幸せを提供できる会社を世の中に増やしたいと思い、事務所を立ち上げました。ですから、当事務所も地域の活性化に貢献できるよう、税理士業務にとどまらず、さらに事業の幅を広げて雇用も増やしていくつもりです。将来的には税理士を雇い、私自身はコンサルティングやコーチングの分野に専念していこうと考えています。
―― 本日は貴重なお話を聞かせいただきありがとうございました。
佐野伸太郎(さの・しんたろう)
佐野伸太郎税理士事務所 所長。税理士。キャッシュフローコーチ®。昭和59年生まれ。東京都杉並区出身。早稲田大学政治経済学部経済学科卒業後、株式会社スタッフサービスに就職。約5年間従事した後、個人税理士事務所に転職。税理士試験合格後、税理士法人にて法人設立等の経験を積み、平成28年4月独立開業。