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成長の早い企業と遅い企業

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最近、業務内容や働き方を見直すために、
工数分析をする事務所や企業が増えてきたように感じます。

皆さんは、工数分析で得られた結果をどのように事務所運営に活用されていますか?

実は分析結果の活用方法によって、
成長の早い企業と遅い企業に分かれるそうです。
今回は活用方法の違いについて一つの例を紹介します。


「成長の早い企業はフィードバックよりもフィードフォワードを重視している」

 フィードバック
 結果を見て、それに応じて対策を考え手を打つこと

 フィードフォワード
 結果が出る前に、結果に影響を与えると予測される経過を判断して手を打つこと


フィードフォワード重視とは具体的に何を示しているのでしょうか。
フィードバック重視の企業と比較してみます。

■フィードバック重視=成長が遅い企業

 分析期間を1年とした場合、1年経過後に、
 日々の業務にどのように工数がかかっているのかを確認・分析します。
 その後、今期の改善点を見つけ対策を立て、次の1年で改善していきます。

■フィードフォワード重視=成長が早い企業

 分析期間を1年間とした場合、分析期間終了前に、
 日々の業務にどのように工数がかかっているのかを確認・分析します。
 その都度、今後予想される結果を考察し、対策を立て、改善していきます。
 これを1年の間に何度も繰り返します。

前者では1年に一度しか対策の機会がないのに対し、
後者では1年間で何度も対策を練り改善していくことが可能になります。

このことから、フィードフォワードを意識することで
成長が早くなるということがお解りいただけるのではないでしょうか。

もちろんこれは一般企業だけではなく、会計事務所も例外ではありません。
実際に、成長スピードが早い事務所の先生は、
工数分析をこまめにチェックしている方が多いように感じます。

ただ成長するだけではなく、成長スピードも考えていくのであれば、
フィードフォワードを意識して取り入れてみることをおすすめします。

今回、工数分析を行っている前提で話を進めましたが、
工数分析をまだ行ったことがないという方は、
工数を分析するところから始めてみてください。

弊社では、工数分析を手軽に始められるツールを用意しております。
もし興味がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

執筆者情報

株式会社名南経営コンサルティング

1966年開業の佐藤澄男税理士事務所(現・税理士法人名南経営)を祖業としたコンサルティングファーム「名南コンサルティングネットワーク」の中核企業。ネットワークでは、経営に関わるあらゆる専門家を抱え、中堅・中小企業を対象に、企業経営をワンストップでサポートして信用・実績を積み重ね、多くのクライアントをもつ。総スタッフ数569名(2019年7月1日現在)。同社は生産性向上を目的に開発したクラウドシステムMyKomonを使った会計事務所支援のほか、戦略的経営計画策定支援などの経営コンサルティング、経営者・後継者・経営幹部の育成指導、人事労務コンサルティングを得意分野とする。本コラムは全国の会計事務所向けコンサルティングに実績のある同社取締役の亀井英孝が執筆。

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2019.12.04 17:16:31