海外進出企業に必要な国際税務

1.はじめに

(12/10/01)

 課税当局は、納税者が事前に把握できるルールの範囲内で課税を行うことから、このルールつまり国際税務の基本的な制度を理解することが、海外取引を有利に進めるために非常に有効です。

 このルールのうち二重課税を防止するための制度として、(1)租税条約が締結されているケース、(2)外国税額控除制度が適用されているケース、(3)外国子会社配当益金不算入制度が適応されているケース、の3つのケースについて、それぞれどのように課税されるのかについて解説します。

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