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令和3年度完成工事の9割以上で週休2日を達成!

 国土交通省では、週休2日に取り組む営繕工事を対象にモニタリングを実施しているが、そのうち、令和3年度に完成した工事では9割以上で週休2日を達成し、前年度より高い達成率となった。週休2日工事のモニタリングは、令和3年度での「週休2日促進工事」の 359件で実施。アンケート調査は、工事完了時に調査票を現場代理人等に配布して行っており、本年3月末までに完了した175件の工事を対象に調査結果をとりまとめたもの。

 週休2日の達成状況については、175件の工事のうち、159件(90.9%)で週休2日を達成。週休2日を達成した割合は前年度と比べて12.0ポイント増。週休2日が達成できなかった16件のうち、7件では4週7休を達成、5件では4週6休を達成できていた。達成状況を発注分野別にみると、「建築」で92件中84件(91.3%)、「電気設備」で28件中25件(89.3%)、「機械設備」で55件中50件(90.9%)で週休2日を達成した。

 アンケートでは、週休2日を達成できた要因と達成できなかった要因について、複数選択肢の中から当てはまる理由を選択してもらった(複数回答可能)。その結果、週休2日を達成できた要因の回答としては、「受発注者間で円滑な協議が実施されたため」が159件中 102件と最も多く、次いで、「適正な工期設定がなされたため」が97件、「工事間調整が適切」が76件、「書類の簡素化」が42件などとなっている。

 一方、週休2日を達成できなかった要因の回答としては、「施工条件の変更など施工中の不確定要素による遅延」が16件中6件と最も多く(うち3件が特に大きな影響を与えたと回答)、次いで、「前工程の遅れのため」、「執務並行改修で、施工上の制約が大きいため」が ともに5件、「天候不順」、「追加工事」、「作業員等が休日施行を希望」がともに4件、「職人確保が困難」が3件などとなっている。

報道発表資料について

提供元:21C・TFフォーラム(株式会社タックス・コム)

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 国土交通省では、週休2日に取り組む営繕工事を対象にモニタリングを実施しているが、そのうち、令和3年度に完成した工事では9割以上で週休2日を達成し、前年度より高い達成率となった。週休2日工事のモニタリングは、令和3年度での「週休2日促進工事」の 359件で実施。アンケート調査は、工事完了時に調査票を現場代理人等に配布して行っており、本年3月末までに完了した175件の工事を対象に調査結果をとりまとめたもの。 週休2日の達成状況については、175件の工事のうち、159件(90.9%)で週休2日を達成。週休2日を達成した割合は前年度と比べて12.0ポイント増。週休2日が達成できなかった16件のうち、7件では4週7休を達成、5件では4週6休を達成できていた。達成状況を発注分野別にみると、「建築」で92件中84件(91.3%)、「電気設備」で28件中25件(89.3%)、「機械設備」で55件中50件(90.9%)で週休2日を達成した。 アンケートでは、週休2日を達成できた要因と達成できなかった要因について、複数選択肢の中から当てはまる理由を選択してもらった(複数回答可能)。その結果、週休2日を達成できた要因の回答としては、「受発注者間で円滑な協議が実施されたため」が159件中 102件と最も多く、次いで、「適正な工期設定がなされたため」が97件、「工事間調整が適切」が76件、「書類の簡素化」が42件などとなっている。 一方、週休2日を達成できなかった要因の回答としては、「施工条件の変更など施工中の不確定要素による遅延」が16件中6件と最も多く(うち3件が特に大きな影響を与えたと回答)、次いで、「前工程の遅れのため」、「執務並行改修で、施工上の制約が大きいため」が ともに5件、「天候不順」、「追加工事」、「作業員等が休日施行を希望」がともに4件、「職人確保が困難」が3件などとなっている。
2022.07.19 15:58:39