コロナ禍でも税収過去最高に、その意味する所は?
税収が過去最高に!
コロナ禍で、会社も勤め人も大変というイメージがあると思いますが、政府が公表した資料によると、国の2020年度の税収は、コロナ前の過去最高だった2018年度の60.4兆円を超えて60.8兆円となり、過去最高を更新する見通しのようです。
昨年12月時点では55.1兆円と見込んでいたので、約5兆円の大幅上ずれとなり、政府ですら予測をはるかに超える結果となったようです。
税収の内訳は?
税目別の内訳は下記となっています。
法人税 11.2兆円(前年度比4,000億円増)
消費税 21兆円(前年度比2.6兆円増)
所得税 19.2兆円(前年並み)
消費税は2019年10月からの8%→10%の影響が通年で表れた部分が大きそうですので、新型コロナ云々だけではないようです。
法人税については、元々8兆円とみていたのが、見込みより4割増の11.2兆円となりました。
コロナ禍でも税収過去最高に、その意味する所は?
コロナ禍といっても、2021年9月7日帝国データバンク資料でも、4割以上の企業は、実は増収となっています。
特に、携帯電話やゲーム、食品といった巣ごもり需要や、非接触系のビジネスなどは絶好調のようです。
更には、コロナ禍での融資や補助金制度の拡充なども税収に間接的に影響しているのではないでしょうか。
一方、隠れた側面としては、コロナが直撃した飲食業や宿泊業などは元々納税している企業が少なかったのが、コロナ協力金等で逆に納税になったというケースもあり、結果的に大きく国の税収を引き上げる結果となったようです。
そろそろこのコロナ禍での様々な国の施策を正常化していかないと、今後、様々なレベル、様々な内容で、民間においてトラブルが頻発してきそうな感じがします。
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