専門家を雇う費用
最近、顧問料を8万円以上に設定している
という数名の先生にお会いしました。
この先生方から聞いたお話の中で、
共通点があることに気づきました。
顧問料が高くても満足度の高いサービスを
提供している先生方の共通点は、顧問先に
「顧問料が会計処理の費用ではなく、専門家を雇う費用」
と認識してもらっている、ということです。
適正な申告を行うための入力・資料作成などの“処理”に
費用を支払うという感覚ではなく、
キャッシュが残る方法や売上アップのためにすべきことを
アドバイスする“専門家”に費用を支払う、ということです。
最近は、生産性向上の取組みを行っている事務所は多いですが、
顧問先から「(顧問料が)高くても顧問をお願いしたい」と
感じてもらえるかの分岐点は、効率化の先にあると思います。
“処理”以上の価値を感じていただけるサービスとは?
生産性向上に取り組みつつ、事務所として何が提供できるのか、
一度じっくり考えてみてもいいのではないでしょうか。