営業コストの一工夫 (15/03/02)
ホームページはあるが、新規拡大には効果はないという話は良く聞きます。 その一方で、年間100件以上もホームページから新規拡大している事務所もあります。 この2つの事務所の大きな違いはなんだと思いますか? そこにあった大きな差は、ネットに費やす【広告料】でした。 ホームページを開設した目的が新規顧客獲得ではない、という理由もあるかもしれませんが、前者の事務所は毎月の費用は最低限の維持費(数千円)だけ。後者の事務所は毎月100万円近くの広告費をかけていました。 その中でも驚いたのは「リスティング広告」でのキーワードで、単価が1,000円以上のものがあることでした。 契約の中身を見ると、平均年間報酬60万円の顧問先を月10件近く獲得できているので、決して安売りではありません。 その後の継続率については「廃業などもあるので100%ではないが、それでも60%以上は継続している」とのことでした。 こう考えれば、月100万円以上の広告費をかけても、毎月30万円ほどのベース売上増なので、6ヶ月目から採算ベースに乗り、あとは利益拡大の一途となる計算です。 もちろん広告費だけがこの成果をもたらしている訳ではないと思いますが、営業コストの使い方も、少しの工夫と継続で大きな差の出る事例でした。 |