レポート 〜成功する会計事務所のセオリー
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対面コミュニケーションの重要性
(14/06/02)

 人と人を繋ぐコミュニケーションツールは、手紙から電話、メール、そして最近ではFacebookやTwitter、LINEとなどのSNSへ、どんどん進化しています。

 確かにこれらは手軽にコミュニケーションが取れ、疎遠になりがちな人との接点を維持する有効なツールなのですが、やはり究極のコミュニケーションは「直接会うこと」だと感じます。

 言葉だけ、文字だけ、声だけでは伝えきれないものがあると思います。直接会って、目と目を合わせる。話す。相手の体温を感じる。それがコミュニケーションの原点ではないでしょうか。

 これを会計事務所と顧問先の関係に置き換えた場合、最近では、報酬面での都合から訪問回数を抑えるケース、あるいは原則訪問は行わずコミュニケーションは電話やメールを使い、相談がある場合には来所していただくケースなどが出てきています。

 双方に事情があって致し方ない場合もありますが、理想としては毎月顧問先へ訪問し、直接経営者と対面でコミュニケーションを取ることが大切だと私は考えています。

 なぜならば、我々を取り巻く環境はめまぐるしく変化を続けており、同様に顧問先の状況も刻々と変化しているからです。相手の状況を正確に把握するためには、電話やメールやSNSだけでなく、やはり直接会って相手の状況を見てみなければ、わからないこともあります。相手の状況を正確に把握することで、より良いアドバイスにつながるでしょう。

 こんな時代だからこそ、対面コミュニケーションの重要性を見つめなおしてみませんか。