あの担当者の成長が早い理由 (14/03/05)
職員の中には、成長が早い人、そうでない人がいます。 元々持っていた能力の違いもあるかもしれませんが、それ以上に仕事の“やり方”も大きく関わっていると思います。 先日、こんな話を耳にしました。 あるコンサルタントは、新人の頃「とにかく先輩社員になりきること」を徹底したそうです。まず、先輩社員が顧客へ話す内容を一言一句書き留めました。話す内容はもちろん、話し方まで徹底的に真似してみました。また、できるだけ早く、書き留めた内容を自分で話す機会を作るようにし、自分で話すことで覚えるようにしました。 さらにこのコンサルタントは、自分の担当先について、訪問頻度や電話・メール等の接触頻度、顧客の関心事などを自分で作成したエクセル上で徹底的に管理をするようにしました。その結果、契約解除の件数を劇的に減少させることに成功しました。 この管理方法は、その後会社全体でも使われるようになり、顧客対応のスタンダードになった、ということです。 「成長の早い職員」が普段どのように業務を行っているか? を詳しく調べてみると、“成長”のカギに気づくかもしれません。 |