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入院収入
病院等によって異なりますが、回収の安全性を確保するため月複数回請求している場合が多いと思います。最も多いパターンは15日〆と月末〆の2回請求の場合です。
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外来収入
外来収入は原則として診察当日に現金回収されるため問題となりませんが、一部の患者につき未収となり延滞してしまう場合もあります。また、健康診断収入などは顧客の会社へ直接請求書を送付する場合もあります。
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収入計上基準に関する留意事項
役務の提供であり、その行為が終了した場合に収入計上となります。このため窓口収入では健康診断収入、自賠責保険収入など請求書を送付する項目について、内部管理上遅滞なく請求管理簿に記載されており、経理担当者への毎月の報告がなされているかの確認が必要です。さらに定期的に入金確認が実施されているかの確認も貸倒れを防ぐために必要です。
外来患者等多数の相手先となること及び自賠責保険など請求から入金までのサイトが長い場合があるなど貸倒れの件数が多数となりやすい項目ですので、未収金の管理簿の整備が必要と考えられます。なお、管理簿の整備は貸倒損失計上時の患者対応履歴を説明する資料となり税務対策上重要項目となります。 |