クラウド会計が会計事務所の仕事を奪う?
2015年はクラウド会計の展開が一気に広がり、多くのクラウド会計ソフトを選べるようになりました。
また、会計ソフトだけでなく、請求書や給与計算、マイナンバーの管理もクラウドシステム上でできるため、これまでとは異なる業務フローが組めるようになりました。
そこで、業務の効率を上げるためのツールとしての役割が期待されています。
その反面、自動読取機能などが普及することを踏まえて、『会計事務所の仕事がなくなる』といわれるひとつの原因にも繋がっています。
更に、『会計ソフトとして使いにくい』という反応される会計事務所の方もいるため、今後、クラウド会計ソフトをどう取り扱っていくか?迷われている方も多いのではないでしょうか?
自計化、記帳代行という考え方はもうやめた方がいい
これまで会計事務所においては自計化か、記帳代行か、どちらかを選択して業務を行っていましたが、クラウド会計の普及によりその前提が崩れていきます。
そこで、これまでの形を捨て、クラウド会計ソフトを活用していくという選択と、業務効率を上げられた分、付加価値の高いサービスの提供ができるかが今後の会計事務所にとって大事なポイントとなります。
その新しい会計事務所の商品戦略についてもお伝えします。
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