(例題:4月1日から3月31日の事業年度の法人)
4月1日から10月31日までの業務主宰役員A(父)の役員給与 840万円
11月1日から3月31日までの業務主宰役員B(子)の役員給与 500万円
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(1) |
期中の業務主宰役員Aの損金不算入額の計算
840万円×12/7ヶ月=1,440万円・・・速算表に当てはめる金額
【Aの損金不算入額】
220万円+(1,440万円−1,000万円)×5%=242万円
242万円×7/12ヶ月=141.1万円(従事期間相当額に割戻し)
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(2) |
期末の業務主宰役員Bの損金不算入額の計算
500万円×12/5ヶ月=1,200万円・・・速算表に当てはめる金額
【Bの損金不算入額】
220万円+(1,200万円−1,000万円)×5%=230万円
230万円×5/12ヶ月=95.8万円(従事期間相当額に割戻し)
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(3) |
損金不算入額 141.1万円+95.8万円=236.9万円 |