Q12 |
事務用として切手4万円を現金で購入しました。なお、この切手4万円分は年度内に使用される見込みです。会計処理はどうなりますか。
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切手の購入は「通信運搬費」で処理することになります。仕訳を示すと次のとおりです。
(総勘定元帳系列の仕訳−損益計算)
借方科目 |
金額 |
貸方科目 |
金額 |
<サービス活動増減による費用> |
<P/L> |
流動資産 |
<B/S> |
事務費 |
4 |
現金預金 |
4 |
通信運搬費 |
現金 |
(資金収支元帳系列の仕訳−資金計算)
借方科目 |
金額 |
貸方科目 |
金額 |
<事業活動による支出> |
<C/F> |
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<C/F> |
事務費支出 |
4 |
支払資金 |
4 |
通信運搬費支出 |
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なお、もし年度内に使用しきれない分量の場合には、購入時に貯蔵品として計上し、使用時に支出を計上するよう処理することが望ましい処理です。
しかし、一旦上記のように費用処理しておいて、年度末に使用しきれないで残った分について、資産計上することも、便宜的な方法として認められます。
その場合の仕訳は次のとおりです。
(総勘定元帳系列の仕訳−損益計算)
借方科目 |
金額 |
貸方科目 |
金額 |
流動資産 |
<B/S> |
<サービス活動増減による費用> |
<P/L> |
貯蔵品 |
2 |
事務費 |
2 |
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通信運搬費 |
(資金収支元帳系列の仕訳−資金計算)
借方科目 |
金額 |
貸方科目 |
金額 |
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<C/F> |
<事業活動による支出> |
<C/F> |
支払資金 |
2 |
事務費支出 |
2 |
|
通信運搬費支出 |
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