相続手続き事例
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事前準備チェック
(2011/06/29)

 相続の手続に関してはいろいろなホームページなどに,“相続対策”のコーナーが表示されていますが、その前に基本的な準備事項を挙げておきます。


(イ)配偶者の印鑑登録

 一般的に専業主婦の場合“印鑑証明書”を使用する機会が少なく相続発生してから急いで登録されるケースが見られます。

 相続発生時に健常ならばいいのですが、高齢になられて認知などになられてからの印鑑登録は大変ですから、事前に登録される事を勧めます。


(ロ)前妻の子供

 離婚されて、子供さんが前妻に引き取られている場合はその後の交流が途絶え、相続発生時には居所が不明で連絡がとれなく、大変苦労される場合があります。

 事前に子供さん達にお話されておく事は大事です。


(ハ)子供のいない夫婦の遺言

 お子さんのいない夫婦の場合、相続人は残された配偶者と親・兄弟ということになります。

 家や土地が遺産にしめる割合が多いと、換金して遺産分割をしなければならない最悪のケースも出現します。

 子供さんのいないご夫婦は、それぞれが遺言状を作り“全財産を夫(又は妻)○○に相続する”と明記される事を勧めます。


(ニ)伝えたい事――エンディングノート――

 金銭的価値の物は遺産として相続の対象ですが、子供や嫁・孫などに伝えておきたい事(我が家の宗派・家紋……又、葬儀の形式の希望や通夜などを連絡してほしい人のリストなど……)はノートなどに筆記されておく事が大切です。




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