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登記簿はどのようなときに読む必要があるのでしょうか?まず、建築企画をする際に必要になります。また、取引先の経営状態を把握するためにも活用できます。 取引先に掛売りを行った場合、代金回収を行う前にその企業が倒産してしまえば売掛金は焦げ付き、あわや連鎖倒産…といった危険性もはらんでいます。不良債権を発生させないためにも、また債権回収の策を他社に先駆けて行うためにも取引先の不動産状況を確認することは大切です。なぜなら、登記簿を読むことによって担保設定の状況がわかり、取引先企業の経営危機を推し量ることが可能になります。 このような理由から、登記簿をどう活用して取引先の財務状況を判断するかということを知ることは取引先や債権の管理を行う立場の経営者にとっては非常に重要なことなのです。
登記簿を綴ったファイルには、土地・建物とが別々に保管されており、地番が多い『町』などでは、地番の若い順に何冊にも分冊されています。 登記簿は1筆ごとに「表題部」「甲区」「乙区」で構成されており、分譲マンションなどは表題部が全体の面積を表示した部分と区分所有(本人の所有部分)の2枚に分かれています。
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