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(12/09/10)
中小企業では、月次予算が無かったり月次決算がルーズな会社が目立ちます。 月次決算もせず試算表が一ヶ月後では、どんぶり勘定そのものです。 会社の規模に関わらず、月次予算を組み、月次決算をし、予算と実績の差異分析をすることは経営管理上不可欠です。 そして、この差異を誰がどうやって、いつまでに責任を持って解決するのか、これを検討し、実行しなければなりません。同時に決算予測を行い、早め早めに対策を打ち出していくことこそ経営者の本来の仕事です。また、月次決算は一週間以内を目標とすべきでしょう。 予算制度・・経営・業務の基盤ともいうべき「予算」。 どんな小さな会社でも事業計画、月次予算は必要。予算があると経費の無駄遣いが起こるという経営者もいるが、本末転倒です。予算の立て方、実行の中身をチェックすることが経営管理です。 月次決算・・目標1週間以内。 可能限り正確なものを作ります。特に仕掛品・在庫・未成工事支出金の棚卸が重要です。迅速・正確さを追求します。 経営の先行管理・・決算予測、税額予測、資金予測、差異分析により、会社の経営状況を手に取るようにつかむことです。 |