経営支援徒然帖

経理の力を経営に活用する
(12/07/18)

メディアは株の暴落から不況の始まりと一斉に声を挙げています。
今こそ【経理の力を経営に活用する】経営管理の仕組みが必要とされています。

月次定例の経営会議を導入してください。
〜与えられた時間は少ない、急ごう、企業体質の転換〜

金融を先頭に、企業の取り巻く社会環境の一大転換期に、私たちは、既に居ます。
経常利益の出せない企業は、市場からの総退場要求をされています。「自社の正しい経営数値を知っていますか?」「経常利益が1円でも出ていますか?」「借入金の月々の返済額が減価償却費+利益の範囲ですか?」

NOの会社は至急、次の提案を真剣に検討ください。

1. 自社によるパソコン会計を導入すること。
2. 毎日、会計処理し、瞬時に自社の経営状況を見ること。
3. 今後1年間の、経営先行きを見て、人件費・家賃等の固定費が出るか検討すること。
4. 1年間の経営計画を立案すること。
5. 毎月、予算と実績を比較し、利益がマイナスであれば、原因と対策を、みんなで検討すること。
6. 基本的に無借金経営をめざし、業務の効率化、人員の効率化、「ムダ・ムリ・ムラの排除」を全社的に取り組むこと。
7. 前提として、経理の公開、業績給の導入を図ること。
8. 経営陣の給与引き下げ、ムダな経費の削減を図ること。
9. 遊休資産等は値上がり期待を一切捨てて即時処分していくこと。
10. 自社の商品・サ−ビスの付加価値を、市場の中で検討していき、誰にも頼らず全社的に自立更正の原則で経営すること。

企業経営にあたっての原則は、『 泣き言と言い訳は言わない。 』という事です。