会計事務所NEWS No.15


顧問先の調達と黒字経営を支援する【経営会議システム】
〜株式会社実務経営サービスに答える〜


今回は、先日弊社会議室にて行われた、中小企業の資金調達と黒字経営をサポートする経営会議システムの魅力と題し、「株式会社 実務経営サービス」様より取材依頼をいただいた内容を一部抜粋して掲載させていただきます。


経営者は過去ではなく常に未来を向いている

会計事務所の従来の業務、いわゆる過去会計も大切です。しかし、経営者は過去なんて見ていません。常に未来を見ている。会計事務所もこの観点で見るべきです。未来会計に軸足を置いた月次決算です。過去会計を提供して顧問先の経理担当者が了解しても、お金を払っている経営者が納得しなければ、顧問料は減額されてしまいます。つまり会計事務所が経営者に費用対効果をハッキリと説明できなければ、自然と見放されてしまうということです。

顧問料をマイナス費用と考える経営者は、税金を払うこともマイナスイメージで捉えていると思います。そこで、経営会議システムが誕生しました。経営会議というのは、一般の経営計画と性質が異なり、経営会議は財務と連動することが前提となっています。システムの流れとしては、パソコン会計の導入、経営計画・資金繰り計画の作成、毎月定例の月次決算監査、予算。実績管理に基づく経営会議の企画・運営、そして、予想決算や予想税額を引き出し、予想・実績貸借対照表を作成します。このように経営会議の提出資料を用意して、毎月定例的に目標が達成されたかどうかを確認していきます。

実際、経営会議を導入している企業はどこも黒字です。また、予想実績資金繰りが作れるためお金が回るかどうかの判断もできます。銀行からも非常に好評で、その結果、金融機関の紹介による新規顧客もかなり増えています。


1円でも赤字を出せば融資対象から外される

決算書は戦略的に作成し、中小企業の武器として位置づける必要があります。経営会議の予想実績は、金融機関の格付けの考え方とリンクしているため、融資を受けられるか否か一目で分かります。赤字の場合はほとんど点数がつかず1円でもマイナスになると融資対象から外されます。

多くの経営者が資金繰りの問題を抱えているからこそ、融資の面倒を見てくれる会計事務所は、かなりのニーズがあると思います。


正しい位置を確認するGPSでミスを防ぐ

経営会議システムのメリットとしては、まず経営の先行管理が可能になります。海図としての経営計画と月次決算による正しい位置をつかむGPS(位置探知機)で顧問先は経営の舵取りを間違えません。次に経営計画書を金融機関に提出することで大きな安心を与え、信用も獲得でき経営管理のための月次決算により制度の高い経理を実現させます。さらに、経営計画と財務会計との予算・実績対比、予想決算などは、経営数値に基づく経営管理が可能となり、顧問先の経営体質改善となります。


経営計画の報酬よりも敷居を低くすることが大切

経営会議にて使用するツールは一式42万円です。運用面でのサポートは年数回のセミナーを開催しており、希望があれば出張サービスも引き受けます。目標としては400企業に導入させたいと考えております。経営会議は42万円のほかにメンテナンスの費用などもかかりません。経営会議もすぐにマスターでき、経営計画を作ることに疲れることもないため、最初は無料でもいいと思います。経営計画というサービスの敷居を低くして、経営者が理解を示してきたら突っ込んでいく。それから報酬を貰ってもいいのではないでしょうか。経営者が理解しないうちに勝手にサービスを提供しても、報酬を支払うことに疑問を感じてしまいます。


今後は、多くの会計事務所に経営会議システムを活用してもらい、全国の中小企業を元気にさせていきたいと思います。


経営会議に関する詳細なセミナー(経営会議入門セミナー)を随時開催しております。


Copyright(C) PROFIT CORPORATION 2007, All rights reserved.
Copyright(C) SEIKO EPSON CORPORATION 2007, All rights reserved.