経営会議事例集 平成26年2月


経営会議を開催するための必要な3つの要素


 経営会議の開催必須3要素

1.会議の出席者  経営者・経理・部門担当者
2.開催日 月次決算日と調整
3.会議内容 前月の議事録持参

会議内容を詳細に検討すれば

1.前月までの実績+月次予算の報告

 1)経理は月次予算と月次実績との比較・差異分析の中身を総勘定元帳を基に報告。
 2)経過月実績+未経過月予算から決算予測を報告。
 3)経過月実績+未経過月予想による資金繰り予定表を基に資金繰りについて報告。

2. 経営者は「自社を取り巻く外部環境が現在どのように変化しているか」を金・人・物の3つの要素から説明します。

3. 各部門長は、年初の主要施策に基づいた月次行動計画の達成具合を報告し、計画・実績・検証・改善の現状を報告してもらいます。

4. 問題点の提起
予算と実績との対比により、問題点が経営数値で明らかにして、年度経営計画と予測決算の改善を図ります。黒字決算予測であれば、節税対策、新規投資計画の検討と次年度経営計画の作成と投資の計画を練ります。
赤字決算予測であれば、利益を出すための対策を短期と長期に区分して検討します。短期的には役員給与の削減、債務免除益の計上等々がありますが、長期的には、ビジネスモデルの経営数字による検証、改変や新規事業展開等々の検討を行います。
とりわけ赤字決算の場合は、社員の行動計画もーまで踏み込んだ検証が必要となります。


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