経営会議の事例報告と、求められること
月次定例で経営会議を行うA社では、過去に以下のような事項を議題にし、検討し、決定してきました。また、そこで会計事務所に求められたのは次のようなものでした。毎月必ずチェックする項目として ○予算比較と前期比較 ○予想損益と予想税額 ○上記の結果としての資金繰り予測 など ここで求められたのは、「経営計画書」や「資金繰り表」等の【資料】と【解りやすい説明】です。特定の議題としては、 ○資金の使い方の検討(一括損金の是非、買換え適用確認など) ○株価対策(評価額算定と定期的なメンテナンス、持株会、配当など) ○事業承継(退職金の支給と時期、納税猶予など) など 求められたのは、 【最新の税法等の法令知識】や【技術的なアドバイス】です。また上記以外で ○効果的な求人の方法 ○組織や給与体系の問題 ○ネット広告など多用な営業手法の検討 ○事業承継とくに社内外への見せ方、工程表づくりなど ○経営者の個人的悩み(住宅購入、相続と争族、年金) など これらは経営者が常日頃から悩むところです。 ここでは、【幅広い情報収集力】、【他企業での実践結果のフィードバック】、【経営会議担当者自身の過去体験】、【個人的な見方・考え方】・・・つまりは【経営会議担当者による経営アドバイス】が求められます。 先の見えない経営環境の中、悩み多き社長の相談者として「多くの中小企業の経営を見てきた」会計事務所が担う役割は、非常に高いのではないでしょうか。 |
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