経営会議事例集 平成24年9月


経営会議は「内科の定期健診」


経営会議は「内科の定期健診」とそっくりです。

定期検診(又は人間ドッグ)に行くと、病気の早期発見が出来ます。また「ガン、脳卒中、心筋梗塞」という三大疾病などを予防することができます。
同じように、経営会議を定期的に行うと、財務上の三大疾病とも言える「資金ショート、節税ゼロ決算、経費垂れ流し」を100%防ぐことが可能となります。

「定期」について、例えば年に一度の定期健診で病気が発見された場合、その多くは「早期発見」といわれ、薬の処方で完治したり、大病の予防に繋がっていきます。
だから定期健診は”最低でも年に一度は受けましょう”と言われています。

経営会議はどうでしょうか。
経営会議も定期健診と同じように、毎月作成される正確な試算表(検査結果表)から、利益や資金の状況を確認し、前年同月や予算と比較し、決算予測値を算出して財務の諸問題についての対策を検討し実施します。

ただし経営会議は「年に一度」では間に合いません。
なぜなら、経営会議を年に一度行っても、そこで発見された経営上の病気は「早期発見」ではなく、完治させるために大がかりな手術が必要となり、資金も時間も労力もつぎ込まざるを得ないからです。だから経営会議は「毎月」行うことが重要なのです。

また、経営会議の担当者がベテランの税理士であれば、財務以外の分野(人事、リスクマネジメント、社長のライフプランニングなど)にも精通しています。つまり社長にとっては「かかりつけ医」であり「主治医」であり「専門医」です。経営会議で「会社の定期健診」を始めてみませんか。
1ヶ月に一度は財務の状況をチェックして、自社に起こる病気を未然に防ぐことが大切でなないでしょうか。


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