経営会議事例集 平成23年7月


同業他社の動きに敏感になる


経営会議で迷った経営者に言う言葉で一番多いのは、
「では社長。同業他社で業績が好調に会社は何をしていますか?」と聞くことです。
当たり前ですが、もしも自分と同業の会社に対して無関心であったら、「そんな会社は市場に参加する資格が無い」と言えるかもしれません。

もしよく分からなかったら、徹底的に同業者に訪問し、1つでも参考になることを見つけてくることを薦めます。一時、飲食業の経営者の多くは「餃子の王将」に行かれたものです。確かに、「一体何がそんなに違うの?」と言われるかもしれませんが、繁盛店に何らかの共通点があるものです。

トイレがきれい・清潔感がある・女性が入りやすい・早い・安い・値段にしてはうまい・雰囲気が良い・落ち着く・プチ贅沢…等々何か理由があるものなのです。
また、繁盛店を訪問することは、自店舗に何か欠けているものを見つけるという効果以上に、経営者の経営のマインドを引き出す効果があるように思えます。
繁盛店の社長や社員さんは何か自分の仕事や店に自信を持ち、各人にオ−ラが立ち昇っているように感じるのは私だけでしょうか。


Copyright 著作権マーク PROFIT CORPORATION 2011, All rights reserved.
Copyright 著作権マーク SEIKO EPSON CORPORATION 2011, All rights reserved.