経営会議事例集 平成22年9月


経営会議で一回り上の会社に脱皮する


企業経営にはどのような会社でも3つ要素を持った人材が必要です。(技術)(営業)(財務・経理)です。飲食業でも調理、ホ−ル、経理的な3要素は必要ですし、建設業の場合も、技術・営業・財務面の人物は欠かせません。たとえどんな高度に発明、技術でも営業力がなければ1つも売ることはできません。また、たとえ営業力・技術力があっても開発費や運転資金を調達するための経理・財務力がなければ新規商品開発も難しければ、お店1軒も開店に結びつけることはできないでしょう。

どんな小さな会社でも営業力・技術力・財務力が必要だと確認すれば、営業・技術・財務が一堂に会して打ち合わせが必要なことは言うまでもありません。当社が提案する(経営会議)はそのようなものです。経営計画を実行に移し、問題点を洗い出し、経営陣全体で情報を共有しあって経営の舵をとるという全く当たり前の会社の仕組みが中小企業の経営管理の手法として求められています。


あなたの会社は大丈夫ですか?下記の項目をチェックしてみましょう。

 1.会社に経営計画がありますか
 2.それは月次予算として作成されていますか
 3.資金計画はありますか
 4.月次決算はされていますか
 5.毎月実地棚卸はされていますか
 6.月次決算書、試算表に月割の減価償却費は計上されていますか
 7.月次決算と月次予算から決算予測が出ていますか
 8.決算予測の利益予想から予想税額が出ていますか
 9.予想・実績資金繰り表は毎月作成されていますか
10.経営陣が毎月一定日に全員集まって役員会を開催していますか
11. 役員会には予想決算、予想税額、予想実績資金繰り表、予算実績差異分析・異常値勘定科目元帳が資料として用意されていますか
12. 役員会・経営会議では、今後の売上・原価予測について情報交換が行われ、予算の修正が行われましたか
13. 予想実績資金繰り表から資金の過不足について検討して、資金調達の検討がなされましたか
14.議事録が参加者全員に配布し、確認を受けましたか


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