経営会議事例集 平成21年8月


なぜMAS業務は会計事務所に根付かないのか?


現在のような不況期には「付加価値業務としてMAS業務、経営計画作成業務を手掛けよう、新サービスとして事務所の収益源にしよう」と多くの会計事務所が挑戦されます。
しかし、実際に継続して取り組まれている事務所は5%程度にも満たないとのことです。私たちはMAS業務を20年近く継続させており、事務所の収益源の30%近くがMAS業務です。

ではその継続できてきた理由は何でしょうか?

まず私たちの「経営会議」と呼んできたMAS業務の仕組みが、これまでのMAS業務と違うからです。私たちのMAS業務は、経営計画の作成にあるのではなく、経営計画の作成→月次決算→経営会議→議事録の作成、特に経営会議・役員会がMAS業務のポイントです。

ここから継続する理由のいくつかを挙げるみとができます。

【1】 月次決算と経営計画を結びつけているので、会計事務所の基本業務である監査業務が大事となり、MAS担当だけが1人歩きすることはない。事務所全員参加型のMAS業務であること。

【2】 経営計画はその一部であり、毎月の経営会議で経営計画を活用する仕組みなので、報酬も毎月の経営会議運営料という形で頂けること。

【3】 決算予測、予算・実績資金繰り表等経営者必見の先行管理資料が提示でき、継続希望率100%可能であること。

【4】 当社提供ツールが格安(42万円)であり、1社1年(経営会議運営料4万円×12か月)で投資金額が回収できること。

ちょっと思いついた理由を挙げてみましたが、MAS業務の継続は、経営会議で様々な経営相談・資金相談に乗ることによっていろんな業務の受注が可能になります。そればかりか私たちの経営管理、資金調達、経営改善のノウハウ、事例が蓄積され、付加価値業務の知識、経験をお金を頂きながら会得することができるのです。

ぜひ私たちの「経営会議」仕組みを見学してみてはいかがでしょうか。


Copyright 著作権マーク PROFIT CORPORATION 2009, All rights reserved.
Copyright 著作権マーク SEIKO EPSON CORPORATION 2009, All rights reserved.