経営会議事例集 平成21年4月


税務支援から経営支援へ


会計事務所の多くが今後新サービスとして重視しているものについて、「経営指導」が圧倒的多い。
これは全体的に税務支援から経営支援にシフトしていることがうかがえます。

経営支援の一番簡単なサービスとは何でしょうか。

決算書から顧問先の経営者の知りたい事は何かと考えてみました。

 第1位 同業者はどうなのか?
 第2位 利益は出た。お金は何処へ行った。
 第3位 この決算書で銀行はお金を貸してくれるか。

各種アンケートの結果、以上の3つが上位とのことです。 自分が経営者の立場で考えても当たり前のことだと思います。 経営支援の取っ掛りに一番簡単な方法は、決算診断・金融機関格付を決算書に添付するだけです。それだけでも顧問先の経営者の会計事務所を見る眼が変わります。
では、当社販売中の決算診断・金融機関格付ツールを紹介しましょう。


決算・ 資金診断金融機関格付けとは?

1)「同業他社比較決算診断」

過去3年間分の決算を同業他社と比較すると、格付結果は「A優良」と判定されました。分析のポイントは成長力・収益力・活動力・支払能力・安全力・生産力の6つです。分かりやすいレーダーチャートにより特徴を視覚的にとらえることができます。「業況に懸念がないが、安全性にやや不安が残り、成長期には〜」といったコメントが添えられています。

 ☆帳票見本


2)「資金診断表」

過去2年間のキャッシュの流を営業収支・経常収支・財務収支の3つの支店から分析します。「お金は何処へ?」という質問に「利益はこれだけ出ました」「掛売上の増減や掛支払の増減でお金が増減しました」「借入増減や投資等でお金が増減しました」「結果はお金はこのように増減しました」と分かりやすい言葉でご説明いたします。

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3)「金融機関格付」

自社の金融機関からの格付ランクを知っておくことは必ず経営の役に立つことは間違いありません。分析項目によって評点の重さが違うことも面白い点です。(評点は一般的な目安であり、必ずしも金融機関からの投資を保証するものではありません)

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