経営会議事例集 平成20年12月


経営会議ではここに注意


経営会議のスケジュールはきちんと決め、会議を計画的に進める。

経営会議資料は事前に参加者に配布しておき、概略を理解してもらっておく。

 1.予算・実績差異分析表
 2.異常値総勘定元帳
 3.実績・予想損益計算書
 4.実績・予想資金繰り表
 5.予想税額計算表

計画と実績の差異分析は事前にすませ、各自の建設的な意見を用意してもらっておく。

決定事項を実行に移すためのルール・仕組みをつくっておく。

議事録を必ず作成する。

 意思決定のプロセスが大事。 具体的な経営会議の進め方。

 1. 予算・実績差異分析の中身について、経理担当者や会計事務所から報告。差異の原因について各担当者から報告してもらう。
 2.予想決算、予想税額の確認をし、社長等から積極的に対策・検討点を聞く。
 3.参加者全員に上記の経営上の問題点につき意見とアイディアを出させる。
 4.予想・実績資金繰り表で、損益の見通しと、資金調達の判断をする。
 5.会議時間は2時間以内が理想的。個別行動計画の進捗管理を行う。


年度経営計画を達成するためには、個人別、部門別、部署別行動計画と実績との進捗管理が必要です。そのためには、部門別・部署別・担当者別の月次進捗会議が必要です。通常、月次経営会議で経営上の問題点を確認し、その後、部門別等プロジェクト別の進捗会議を行います。参加するのは会社の規模に応じて、管理者だけ、または全社員等と判断してください。 会議の主なテーマは、「部門目標の達成状況」「部門の予算・実績差異分析」「部門の重点取組の進捗状況」「目標達成への各自の提案」等々が主なテーマになります。そこでは、1人1人の目標・役割を上司は適切に助言し、フォローする必要があります。


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