建設業等の経営会議…半年先を見通した経営
経過月実績+未経過月予算=予想決算・利益という経営会議の方程式は黒字決算の可能性を大きく前進させます。 なぜなら多くの経営陣が予想決算の数字が早く分かっていれば打てる手は幾らもある、少なくとも選択肢が広がるからです。 1.経営陣の報酬減額 2.経費の見直し 3.原価率、仕入れの見直し 4.売上増加手段 5.赤字店、部門の改善・閉鎖 等々、多くの手が打てます。 今回は、先日経営会議を実施した建設関連業の経営会議で行われている先行管理を紹介したいと思います。 この会社では1年先までの現場別予算進捗シートを作成しています。建設業等では、見積もり、受注、着工、完成、入金まで早くて3月、遅い場合は2年もかかります。 経営計画を実現し、黒字決算を迎えるには少なくとも半年程度の見積もり、受注残を持っていなければ会社は資金的にも廻りません。 現場別の進捗管理、受注…契約済み A…内定 B…後一歩 C…見積もり と4段階で進捗管理され、経営計画を実行していっています。 見積もりから受注率を考慮し、見積もりの50%が受注しているのであれば、営業は経営計画数値の約倍の見積もりを目標に出来るはずです。 ぜひ参考にしてください。
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