なぜ経営会議が必要なのか
成長する会社は目標をもって計画的な経営を行っている。「やってみないとわからない」では経営とはいえない。計画と実績の差異を確認し、原因をつかみ経営改善していくという意志的活動が強い会社をつくる。 経営計画を作りましょうと提案してもなかなかその必要性がわかっていただけないという会計事務所が多いと聞く。経営者の大半が経営計画とは何のことか皆目理解できず、その有用性を確かめる前に投げ出す会社が多い。 ※経営計画を作成しない理由 1.計画を立ててもその通りいくことはなのでムダである。 2.大きな会社の下請けだから、先方の風向きで実績が大きく変わり売上が読めない。 3.小さな会社なのでそんなものはムダである。 4.せっかく計画を作っても活用方法が分からずムダである。 それぞれもっともな理由だが、だから経営計画〜経営会議が不要の理由になりません。会社は経営者個人のものではありません。 会社は社員とその家族、取引先とその家族、金融機関とその家族等に責任がある社会組織です。その責任の重大性をちょっとでも認識すれば計画の必要性と計画・実績の差異の原因を追究し、計画通りに行かないことを嘆くのではなく、現状認識、現場の課題、戦略の失敗、行動プランの改善、人事配置、給与体系等を再認識し、経営改善につなげていくことが絶対必要なのです。 ※経営計画は経営会議を実施してこそ意味がある 経営計画はそれを活用する経営会議を実施し、経営改善に寄与してこそ初めて意味があります。 ★計画と実績の差異分析 ★予想決算 予想税額 ★予想・実績資金繰り を資料としながら、 ☆経営の舵取り ☆資金調達 ☆経営資源の配分 等々を検討します。 いくら立派な経営計画を立てても、その後経営会議で活用しなければ何の価値もありません。毎月定期的に役員会、経営会議でチェツクし、問題があればすぐ対処する体制づくりが大事です。 |
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