経営会議事例集 平成18年6月


経営会議2年目で会社はみごとに再生


5月決算、7月申告の顧問先の経営会議に参加しました。提携弁護士の紹介で月次定例経営会議を実施して2年目の決算が終了しました。

メインバンクと思っていた銀行から突然融資打ち切りで相談に来られたので、会社のスリム化と経営者の個人資産の売却を目玉にした経営計画の立案、それを持参しての新しい銀行取引を経て、会社はみごとに再生しました。毎月経営会議で、損益計画の進捗チェックと資金繰り対策をしつかりやってきた結果です。

今年度の決算数値の確認。次年度の経営計画の原案が出され、若干低いが、確実な売上計画と原価計画、後継役員体制づくり、社員持株会の発足等を確認し、2時30分から2時間程度の経営会議を終えました。


《この会社での教訓》

(1)資金繰りのための受注・営業はしない 利益をしっかり取る。

(2)営業収支を毎月+(プラス)にする。

(3)公共事業でも入札物件等は赤字覚悟の業者が多いため、採算割れする入札はしない。

(4)技術力、商品力を高め、金額は小さくても随意契約できる工事を営業・受注する。

(5)売上総利益は1人最低800万円は確保する。

(6)メイン銀行を作らず、複数の銀行とつきあう。


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