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第53回 ランディングページ1枚ものWEBサイトは有効か?

 株式会社ooyaビジネスクリエイトの大谷(おおや)です。

 弊社は12月決算なので、先日、ようやく申告を終えました。先期までは、弊社で入力したものを申告していただいていましたが、今期からは入力は「自動入力・仕訳ソフト」に切り替え、現金取引はレシートを撮影して取り込んでいます。

 私は、常日頃から会員様やご支援先に「自動仕訳・自動入力ソフト」に対応する必要性を説いている立場ですので、自分自身が使わないと利用者の気持ちもわかりませんし、使い勝手もわからないので自社で使っていますが、開発・改善のスピードはもの凄く、今後も、新設法人や若年経営者層を中心に、相当なスピードで浸透するであろうと確信しています。

 そのうち、「自動入力・仕訳ソフトは使えますか?」とお客様に聞かれることも増えるでしょうから、その時に慌てないよう、皆様も早めに試されることをお勧めいたします。


■ランディングページ1枚ものWEBサイトは有効か?

 最近、あまり直接的なマーケティングの話を書いていませんでしたが、今回は久しぶりに触れておきたいと思います。

 ここ数年の流れとして、会社設立を筆頭に“ランディングページ1枚もの”のサイトが増えていますね。イメージが湧かない方は、「地域名+会社設立」で検索すれば、日本全国のどこでも上位に出てきますので、ご覧いただければわかると思います。

 あまりにもたくさんありますし、売り込みに来るWEB業者等も、上手く行っているであろう事務所とほぼ同様のサイトを提案していますので、「やっぱりうちもそういうのを作らないとダメかな?」とちょっと不安な方も多いことと思います。

 実際、多額の広告費用を投入して、それで成果を上げている事務所もある訳ですから、私は別にそれを否定しませんが、いつもこのレポートをお読みいただいているみなさまに一言助言させていただきたいのは、

1. ランディングページ1枚もののサイトは「多額の広告費用を投入できる事務所向け」であって、限られた予算で勝負しなければいけない普通の事務所向きではないということ、それから、

2. 価格中心の訴求になるので、必然的に価格に敏感なお客様の比率が増える

ということです。

 ですから、「限られた広告費用の中で、ある程度優良な顧客を中心に獲得したい」とお考えの方は、構造的にも、導線的にもWEBサイトの考え方が異なりますので、小規模事務所向けの低予算型のサイトを作成しなければいけないということです。