株式会社ooyaビジネスクリエイトの大谷(おおや)です。 暑かったり涼しかったり、気温が安定しない日が続いておりますが、気が付けばもう10月半ば、そろそろ来年のことを考える時期になりましたね。 みなさまに申し上げるのは釈迦に説法のようで恐縮ですが、経営者の方の中には「先行きが不透明だから経営計画は立てない」とか、「どうせ計画通りには行かないから立てても無駄だよ」と言う方もいますよね。 私もそういう経営者の気持ちがわからない訳ではないのですが、「自分の会社がどこに向かっているのか、どういう未来を描いているのかわからない会社」に入りたい人なんていませんし、それを示していなかったら入って下さる社員の方にも失礼だと思います。 我々も、厳しい環境下だからこそ、現実から目を背けず、未来を見据えて頑張りたいものです。 それでは、今回も元気に行ってみましょう。 ■トップに嫌われても良いと思って働いている社員はいない 会計事務所に限らず、どこの会社でも「社員が思い通りに動かない」、「社員がトップの意図と違った行動をとる」といったお悩み(フラストレーション)があるようです。 みなさんの事務所はいかがですか? では、なぜ「社員はトップの望まない行動をとる」のでしょうか? それは、トップが、 「私はこういう価値観を大事に経営している」 「私は社員のみなさんにこういう行動をとって欲しい」 逆に「こういう行動はとって欲しくない」 ということを言っていないからに他なりません。 少し考えればおわかりと思いますが、今すぐにでも会社を辞めよう! と思っている方は別として、オーナー企業・オーナー事務所で「トップに嫌われたっていいや」と思って行動している社員さんはいませんし、いたら相当勇気がある方ですよね。 お子さんのいらっしゃる方は恐らく、ご自分のお子さんに、「お父さん(お母さん)はこれこれこういうことを○○ちゃんにはして欲しくないなあ」 ということを教えて来られたと思いますが、あれと一緒ですね。 面倒臭がらずに、自社の価値観や思いを伝える努力をしたいものです。 |