株式会社ooyaビジネスクリエイトの大谷(おおや)です。 先日、某大手税理士法人様のセミナーに参加してきました。その中で、先生が「うちの経営理念は従業員満足(ES)を第一に掲げています」と話されていました。 実は私は以前から、 「従業員満足(ES)も顧客満足(CS)も共に大事だとは思うけれど、やはりお客様を満足させた結果、会社が潤い、従業員を満足することができるのであって、最初から従業員満足を第一に掲げることは無理なのではないか?」 と考えていたのですが、今回先生のお話を伺って納得できた部分があります。 それは、「会社としては従業員満足を第一に考えて経営をするから、従業員のみなさんはお客様のことを第一に考えて行動しなさい」という趣旨であるとの説明を受けたからです。 この考え方や説明だと、言われた従業員も、お客様も素直に聞くことができますし、そのように言われた従業員の方々も「自分たちのことを第一に考えてくれるのなら頑張ろうかな」といういう気になりますね。 やはり、一つひとつを深く考えている方の言葉には説得力があるなあと改めて思いました。 ■ウェルカムボードを活用しましょう! 私が以前所属していたコンサルティング会社の創業者である船井幸雄氏は、最も低コストで効果的にお客様に感謝の気持ちを伝える方法は「お礼状を書くことである」と言っておりましたが、私がそれと同じくらい効果的であると思っているのが玄関前の「ウェルカムボード」です。 私の事務所でも勿論やっておりますし、私のご支援先様のほぼ100%の事務所でもやっていただいておりますが、実際、大変好評いただいております。 念のためどういうものかと申しますと、来客前に入口に、 「○○様、いらしゃいませ。お待ちしておりました」 と書いたボードを出しておく、というものです。 言葉にするとそれだけですが、ご自身が体験するとその感動がわかると思います。 私は多くのご支援先でWEBを使ったダイレクトマーケティングを展開しておりますが、WEBを見て相談に来られるお客様からすれば「税理士事務所は日頃足を踏み入れることのない敷居が高い場所」ですので、みなさん「本当にここでいいのかな?」「無料相談とは言っても嫌な顔をされないのかな?」と不安な気持ち一杯で来所されます。 そんな時「○○様、お待ちしておりました」という1枚のボードを見ると安心して来所できるのです。 尚、ウェルカムボードを出すことによる「隠れ効果」は、
2.「我々はサービス業なんだ」という自覚が芽生えることにあります。 簡単なことですので是非、みなさんの事務所でもやって見てくださいね。 |