★売上1億円突破を目指す会計事務所の経営者・幹部のみなさまへ 売上1億円突破のための業績アップ実践レポート
一覧はこちら
第3回 差別化の8要素 「立地」 その2

 株式会社ooyaビジネスクリエイトの大谷(おおや)です。

 このレポートを続けて5年目となりましたが、先日もお客様から「毎回欠かさず読ませていただいています」とか、「全職員に配布して事務所全員で共有しています」など、励ましのお言葉を頂きまして、大変ありがたく思います。

 その際、その先生から「当事務所でもメルマガを長いこと配信しているのですが、特に仕事らしい仕事は舞い込んで来ません。どこかやり方が悪いのでしょうか?」とのご質問をいただきました。

 恐らく、当レポートをお読みのみなさまの事務所でも、このようなご質問はあるかと思いますし、様々な成功事例をお持ちの方もいらっしゃるとは思いますが、私は下記のように考えます。

1. メルマガは受注ツールとは考えず、一度お目にかかった方々とのコミュニケーションツールと考える。(関係性の維持)

2. そもそも会計事務所の商品(サービス)は商品がわかりにくいので、メルマガでは売りにくい。

3. それでも、売上につなげるならば、物販(低単価)かセミナー集客の手段と割り切った方が良い。

4. 故に、メルマガは、お客様が「いざ、会計事務所に頼もう」と思った際に、優先的に声をかけていただくためのツール。

と私は考えています。

 私も「お客様に対する信頼を日々積み立てるためのツール」と位置付けて続けております。

 なんて、ちょっと偉そうでしょうか?


■差別化の8要素 「立地」 その2

 前回は「立地 その1」として、事務所をどこに構えるかについて書きましたが、今回は集客における立地について考えてみたいと思います。

 「第1回」で、集客には自力集客と立地集客の2つの考え方があると書きました。前回の「お客様が集まるターミナル周辺の表通りに事務所を構える」というのは、まさに立地集客です。

 しかしながら、立地集客とはそればかりではありません。

 例えば、インターネットを活用して集客・受注を図るのであれば、ヤフーやグーグルの検索画面の上位に掲載させる(自然検索・リスティング広告含め)ことはWEB上における立地一番化ということですし、タウンページやタウン誌に掲載し、誌面上で最も目立つ場所に掲載することも、同じく「立地一番化」ということと言えるでしょう。

 また、金融機関の方や、関係団体の営業の方が紹介するパンフレットの一番目に、みなさまの事務所名が記載(印刷)されている、なんていうことも、立地一番化と言うことができます。

 既に事務所が好立地にある方は、

・今回のこの内容においても立地一番になっているか?
もし、事務所の立地で一番化が無理の場合、「今回の視点での立地1番化」はできるのか?
・今回の内容以外に集客面で一番化できることはないのか?

 是非、職員の方々も含めて検討してみて下さい。