★売上1億円を目指す事務所のための 「会計事務所5%倶楽部」レポート
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第10回 1億円事務所にするために取り組んだこと その8

 株式会社ooyaビジネスクリエイトの大谷です。

 暫く間を空けてしまいましたが、お元気ですか?

 今日は錦糸町の某ホテルで打合せをしておりましたが、錦糸町まで来るとスカイツリーは目の前ですね。

 でも、デザインがすっきりしているからなのか? 色のせいなのか? はわかりませんが、近くで見てもあまり高く感じないですね。不思議です。

 さて、今回は未経験者の教育法です。

 ここの事務所の教育法は大きく2つで、1つは“年一決算”訓練。もう一つは“社内監査プレゼン”です。

 “年一決算”訓練というのは、未経験者の教育用に、敢えて意図的に年一を受注して決算を組む練習をさせるというものです。

 勿論、直ぐには無理ですし、傍で教える必要はあるのですが、難易度の高いものをやらせるよりも、難易度の低いものを数多くあたらせることで成長を促進するという所長の考えで取り入れているそうです。

 もう一つの“社内監査プレゼン”とは、自分でつくった決算書&分析表をもとに、所長以下上司数名を経営者に見立てて、月次監査の説明を行い、うまくできるようになったら、お客様デビューを許可するというものです。

 厳しい質問も飛び交うようですが、社内でできないものはお客様の前でもできないという考えのもと、何度も何度も練習するそうです。

人事屋が書いた経理の本 ちなみに、説明方法は、数字に弱い経営者でもわかるように、名著の「人事屋が書いた経理の本」を参考書に、この本のレベルで説明できる事を目標にしているようです。

 おかげで、新たに担当になっても、スムーズに月次監査をすることができ、お客様からの苦情その他は皆無だそうです。

 いかがでしょう?

 やっていることはさほど特別ではないと思いますが、大事なことは教育を仕組み化する、制度化する、ということなんですね。

 是非、みなさまの事務所でもやってみて下さい。