★売上1億円を目指す事務所のための 「会計事務所5%倶楽部」レポート
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第8回 1億円事務所にするために取り組んだこと その6

 株式会社ooyaビジネスクリエイトの大谷です。

 今日はいい天気になりました。昨日の雨で、桜もやや散ってしまいましたが、それでも何とか持ったようですので、折角ですからこのまま週末まで持つと良いですね。

 さて、前回は、事務所で日常行われているマネジメントについて書きました。今回は優秀な社員の戦力化策として、採用について書きたいと思います。

 会計事務所の多くは、会計事務所経験者を中心とした実務経験者を採用することが多いと思いますが、この事務所では、基本的には新卒(第二新卒含む)を中心に採用を行っています。

 なぜ新卒中心かというと、

1.新卒社員は他事務所や業界の色がついておらず、教育しやすい
2.優秀な中途(経験者)を採用するのは難しい
3.新卒を教育するプログラムが自社にあるから


の3点です。

 上記のうち、まず2.を解説しますと、

転職市場には中途がたくさん流通していますが、基本的に、優秀な社員は辞めないか、仮にいても、彼(彼女)を狙う競合も多いので基本的に事務所では採用できない。結局、市場に残るのは、魅力がない中途ばかり。よって、どうしても採用は新卒になる、

という構図なのだそうです。

 ただ、それは新卒でも事情は同じで、優秀な新卒は他の企業(会計事務所以外)に行ってしますので、結局選択できるのは「優秀ではない新卒」になってしまうとのことです。

 ではなぜ、新卒は「優秀でなくてもいいか?」ということですが、

1.会計のスキルは所内であとから教えられる
2.素直で明るい人材なら、新卒にはたくさんいるから


だそうです。

 どうやら人材募集に対する考え方と採用してからの教育制度に秘訣があるようですね。

 ということで、今日はここまで。