★売上1億円を目指す事務所のための 「会計事務所5%倶楽部」レポート
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第7回 1億円事務所にするために取り組んだこと その5

 株式会社ooyaビジネスクリエイトの大谷です。

 ニュースでご覧になった方もいらっしゃったと思いますが、25日の日曜日まで有楽町ルミネで開催されていた「全国47都道府県の桜を集めて一斉に咲かせたもの(写真)」を見に行ってきました。

 桜の種類も違うのでしょうが、ピンクに白に、色もさまざまですね。

 地域の異なる桜を同時に咲かせるのは大変な苦労があったようです。

 さて、1億円事務所にするための続編です。

 前回は、クレームを出さないために人と仕事の総量を所長がコントロールすることを書きましたが、今回は、日常では何をやっていたかを書きます。

 それは、

1.監査担当者が「毎月1回社長と会うことを基本にする」こと
2.所長が毎週月曜日に、全職員と個別ミーティングを行うこと
3.営業日報には必ず目を通し、気になる点はすぐに確認すること


だそうです。

 1.の「監査担当者が毎月1回社長に会う」というのは、所長クラスの方なら苦もないことかも知れませんが、職員の方にするとこれって結構大変なことなのです。

 なぜなら、

・社長に会う理由がない
・社長と会っても話が続かない
・1度目は会えても2度目は社長に会えない


からなのです。

 よく所長は「とにかく社長に会いなさい!」と言います。そう言われれば職員さんは社長にアポを取ります。社長も1度は付き合いで会ってくれます。しかし、みなさまもそうだと思いますが、「1度会って次回も会う価値がない」と思えば次は居留守を使うか、「次から○○と話してくれ」と言いますよね。

 つまり、前述のように、「1度目は会えても2度目は会えない」のです。

 こう考えると、「社長に会えているかどうかを確認する」ということは、担当者のサービスレベルと先方の満足度を計るバロメータになるということがわかるでしょう。

 そして、その内容を個別ミーティングで確認して、会えていない担当者と「次、会えるための作戦会議」を開けば、確実に担当者のレベルは上がり、お客様の満足度も上がり、クレームも減るということです。

 毎度自分で書きながら、出来ていない自分が恥ずかしくなりますね。