株式会社ooyaビジネスクリエイトの大谷です。 「1億円突破の事務所づくり」をスローガンに掲げましたところ、思いのほか多くの方々から賛同とご支持の表明をいただきまして、大変うれしく思うと同時に、俄然やる気が出ました。頑張ります! さて、前回に引き続きまして、1億円突破の事務所づくりについて、成功されているある先生のお話を紹介します。 突破に向けて掲げたことは次の2つだそうです。 1.お客様を増やすこと 2.お客様を減らさないこと だそうです。 「えっ? そんなの当たり前じゃないの?」と思われる方も多いかと思いますが、そうは言っても実際は、戦略を持たずにただ毎日を慌ただしく過ごしていたり、新規開拓にばかり目が行って、「お客を減らさない」ということまではなかなか意識が向かない方が多いようですから、意外と当たり前のようで当たり前ではないのかも知れません。 それぞれの中身については今後言及させていただくとしましても、昨今の会計事務所を取り巻く環境を考えると、「お客様を減らさない」ということが、最大の事務所防衛策かも知れませんね。 先日お目にかかった職員数11名のある先生の昨年の顧客獲得実績は、新規獲得15件、解約0件、廃業3件で、純増12件だったそうです。 解約がなくても3件は減っている訳ですから、もし、新規開拓が苦手な事務所であれば大変なことです。 話がそれましたが、今回ご紹介させていただいている1億円突破のある事務所の場合は新規開拓の中心のかなりの部分を「紹介」が占めているので、既存客が減るといういことは紹介元が減るということでもある訳です。 ですから、お客様を減らさないということは、2乗、3乗で売上に響いてくるということなのです。みなさまの事務所でも、既存客減少の意味を深く掘り下げて考えてみて下さい。 |