財務省、学習まんが『税金のひみつ』を公開
財務省と株式会社Gakkenのコラボによる小学生向けの学習まんが『税金のひみつ』がこのほど完成。財務省がホームページで公表した。ストーリーは、税金の意義や役割に無関心な少年が、夢の中でゲームの世界に入り込み、その世界での様々な出来事を通じて税金の大切さを学ぶというもの。
税金の使いみちや税金の歴史などを詳しく解説した「コラム」や、身の回りの税金を知る「クイズ」、各ページの欄外には1行で記載した「まめちしき」もあり、税金について楽しく、かつ、深く学べる内容となっている。
本書を発行したGakkenは、子どもたちが本を読まなくなったといわれる中にあって、まんがの人気は衰えないことに着目。学習教材の一つをまんが形式にしてしまったらどうかと考え、子どもたちが抵抗なく最後まで読み通すことができる啓発書、「学研まんがでよくわかるシリーズ」を開発。『税金のひみつ』は、取材・資料提供など財務省主税局の協力を得て作成したもので同シリーズの特別編にあたる。
本書は、全国の小学校や公立図書館、児童館等へ寄贈する予定で一般販売はない。電子版は、「学研まんがひみつ文庫」及び「学研キッズネット」のサイトから無料で読むことができる。
提供元:21C・TFフォーラム(株式会社タックス・コム)