新機能続々! 来年1月からe-Taxがますます便利に
国税庁は10月25日、e-Tax専用サイトに、令和4年1月からスタートするe-Taxの新機能についての情報を公表した。「令和4年1月からe-Taxがますます便利になります」と題するお知らせには、来年1月から提供する新たな機能について、1)個人向け、2)法人向け、3)個人・法人向けに分類して紹介している。
個人向け情報としては、マイナンバーカード読取対応のスマートフォンをICカードリーダライタの代替として利用できるようになる「2次元バーコード認証等の拡大」、マイナポータルアプリがインストールされていれば受付システムも利用できるようになる「受付システム利用における事前準備の簡略化」、パソコン・スマートフォンからマイナンバーカードを使って所得税申告書の閲覧が可能となる「所得税申告書の閲覧サービスの提供」について紹介。法人向け情報としては、これまでパソコンからしか登録ができなかった点を改善した「スマートフォンからの『利用者情報の登録』等の対応」。
そして、個人・法人に共通する新機能としては、e-Tax送信データの受付番号の表示、スマートフォンからの「添付書類のイメージデータによる提出」、スマートフォンからの「納税(換価)の猶予申請」などが挙げられている。
改修が進みますます便利になるe-Tax。国税庁では、2次元バーコード認証等の導入によりマイナンバーカードが更に使いやすくなるとして、個人利用者に向けてマイナンバーカードの取得を促している。
提供元:21C・TFフォーラム(株式会社タックス・コム)