2021年度国税専門官採用試験採用予定数は1500人に
2021年度国税専門官採用試験の申込開始日となる3月26日が近づいてきたが、同年度の採用予定数は1500人で2年連続して150人増加となっている。
受験資格は、1)1991年4月2日から2000年4月1日生まれの者、2)2000年4月2日以降生まれの者で、大学(短期大学を除く)を卒業した者及び2022年3月までに大学を卒業する見込みの者及び人事院が大学を卒業する見込みの者と同等の資格があると認める者。申込締切日は、持参又は郵送が3月29日(当日の通信日付印有効)、インターネットでは4月7日(受信有効)となっているとともに、インターネット申込みができない環境にある場合のみ郵送又は持参となっているので注意したい。
試験日程は、第1次試験(基礎能力試験、専門試験)が6月6日に行われ同月29日に合格発表、第2次試験(人物試験、身体検査)が7月5日~16日の間の指定する日に行われ、最終合格者は8月17日に発表予定。
国税専門官採用者数は、2013年度以降約1000人から1200人程度で推移しているが、昨年度は1万4131人が受験申し込みを行い、第1次試験合格者は7189人で、最終合格者数は辞退者数を考慮して決められており3903人だった。
なお昨年度は、新型コロナウイルス感染症に係る状況を踏まえ試験日程が変更されているので、今年は受験生のためにも予定通りのスケジュール進んでほしいものだ。
提供元:21C・TFフォーラム(株式会社タックス・コム)