令和元年分確申期間中の閉庁日対応は実施日に注意
国税庁では、平成15年分確定申告より納税者サービスの一環として、確定申告期間中の平日に税務署等へ訪れることができない納税者のため、日曜日に税務署等で確定申告の相談や申告書の収受を行う「閉庁日対応」を、今年の令和元年分確定申告期間中も実施されるが、日付とともに曜日にも注意が必要だ。
というのも、これまで実施日は早期申告にもつながることから申告期間前半の日曜日とされていたが、今回は2月23日の日曜日が天皇誕生日のため振替休日となる翌24日の月曜日及び3月1日の日曜日となっているからだ。
実施税務署数は過去に実施した閉庁日対応における相談等件数や申告書提出枚数等の実績を踏まえて、全国524税務署のうち228税務署で対応することとされ、これまでと同様、税務署庁舎で通常通り実施するほか、庁舎のスペースや交通の利便性等を考慮して近隣の複数の税務署が署外で一緒に管内納税者の申告書の収受等を行う「合同会場」は、全国38会場・131税務署で予定されている。
ちなみに、平成30年分確定申告では2日間合計で相談件数約18万9千件、申告書収受件数は約29万1千件となっている。
提供元:21C・TFフォーラム(株式会社タックス・コム)