経産省が自動車税制見直しで特設サイトを開設
経済産業省は6月7日、自動車税制の見直しに係る周知・広報特設サイトを開設した。これは、消費税率引上げに際し、需要変動の平準化等の観点から今年度税制改正において、今年10月より自動車税制の見直すこととされたため、見直し内容等をわかりやすく解説する必要があるとの認識からサイトが立ち上げられたもの。
具体的な改正としては、10月以降に購入する新車登録車から、1年に1度納税義務がある自動車税について、排気量に応じて10~15%の減税が行われ、最も減税される1000CC以下の自動車の場合、29500円から25000円と年間4500円も引き下げられる。
また、10月に「自動車取得税」が廃止され、自動車の燃費性能等に応じて課税される購入時の税(環境性能割)が導入(特例として今年10月1日~来年9月30日までの1年間は「環境性能割」の税率から1%分軽減)される。
特設サイトは、「CHANGE!大きく変わる、クルマの税」をコンセプトに、見直し内容の詳細ページに加え、ポスター・チラシのダウンロード、見直し内容を解説するショートムービー、モデルケースによる排気量別減税額シミュレーション等のコンテンツを掲載している。
提供元:21C・TFフォーラム(株式会社タックス・コム)